高いところから落ちて慢性的な腰痛に。

私は現在31歳の男性です。

私が腰痛と付き合うようになった経緯は、私が24歳の時に遡ります。

当時の私は、社会人となり、ほとんど運動をしなくなってすぐの頃でした。

仲の良かった友人がボルダリングにはまっており、一度やってみないかと誘われた際、昔のように身体が動くと錯覚していたため張り切りすぎました。少し高いところから落ちた時、腰から落ちてしまい、それから慢性的に腰の痛みを感じるようになってしまいました。

それでも、整骨院には定期的に通っていましたし、施術を受けた後は腰の調子が良くなるため、腰痛自体を軽くみていました。

そのような状態が半年ほど過ぎた頃、ある日朝起きると、身体に異変が起こっていました。腰が全く動かない・ベッドから起き上がることもできません。

この日は、平日だったこともあり、仕事に行かなければいけないのですが動けない。私はこの日まで会社を休んだことがなかったため、休むのはとても抵抗があったのですが、泣く泣くまず先輩に電話をします。すると先輩も、「今日は身体の調子が良くないから休もうか悩んでいた」とのことでした。しかし私は動けないため、謝罪し、仕事について引き継ぎをし、会社にも休みの連絡の電話をしました。

その後少し身体を休め、当時同棲していた彼女に支えてもらい徒歩10分ほどの整形外科へ向かいました。この頃には、支えがあれば少し遅くても歩くことができるようになっていました。そして、診断結果は・・・ぎっくり腰でした。

今まで名前は知っていましたが、自分がこの年齢でぎっくり腰になるとは想像もしていなかったため、とてもショックでした。

薬をもらい帰宅しようとした際、彼女からある提案を受けます。

せっかく平日に休みをもらえたし、このまま帰るのはもったいないから、帰る途中にある漫画喫茶に少し寄っていかないかとのことでした。私も、会社を休んだことへの罪悪感はありましたが、せっかくなのでと思い了承し漫画喫茶へ行きました。

そして漫画喫茶に入り彼女と個室で漫画を読んでいる時に、ある事態が起こります。

いきなり、カタカタとパソコンが揺れ始めます。

少し大きな地震かなと思ったと同時に激しい揺れが始まります。

これはまずいと思い彼女と一緒に個室を出ると、通路の両脇に並んだ本棚から漫画が次々と雪崩のように落ちてきます。その中を私たちは一気に走り抜け外へ。

外に出ると、まるで映画を見ているかのように視界全てが揺れています。

そう、この日は2011年3月11日でした。東日本大震災です。

揺れが落ち着き、一度漫画喫茶に戻ると、閉店の知らせが入り、そのまま家へ帰ることになりました。帰りはまた彼女の肩を借りないとまだゆっくりしか歩けませんでした。

ただ、漫画喫茶から脱出した際は、火事場の馬鹿力というものが本当に出たのだと思います。

 

次の日には調子が良くなったため、会社へ行きましたが、先輩からは恨み言を言われました。

先輩は私と家が近かったのですが、徒歩5時間かけて自宅へ帰ったとのことでした。

私は現在この当時の会社では働いていませんが、勤めていた間の唯一休んだ日がこの日でした。

虫の知らせみたいなものを身体が無意識に読み取ったのかと今でも思います。